編者雑記

  

 5月から元号が令和になり、新しい年を迎えたような新鮮な気持ちです。のどかな日差しとすがすがしい空気に包まれ、行楽気分も最高潮に達している。大型連休を利用して海へ山へと出かける方も多いと思います。

 海といえば、潮干狩りですね。潮干狩りの歴史は古く、平安時代にはすでに盛んだったようで絵画にも描かれている。また、江戸時代には庶民の行楽として浮世絵にも描かれ、明治から大正には全国的に広がりを見せた。

 

 潮干狩りの語源としては、干潮時にはるか沖まで干潟が続き、歩いていけるほどになる現象を「潮干」(しおひ)といい、潮干を利用してアサリやハマグリなどを獲ることから「潮干狩り」と呼ばれるようになった。

 

 ちなみにアサリは古代から代表的な食用貝とされ、「あさる(漁る)」と言う言葉が、浅海にすむ貝や魚を獲るところから生じたされる。

 また、ハマグリも「日本書紀」にも記述が見られるように、古くから食糧にされ、形が栗の実に似ており、浜辺に生息していることから「浜栗」と名づけられ、古代の重要な食糧の「山の栗」に対して「浜の栗」と広まったと思われる。

 

  近年は自然状態での採取が難しく、前もって漁業協同組合の人がアサリを撒いておくのが一般的なので、ハマグリが獲れることはほとんどない。現代の庶民感覚からすると潮干狩り=アサリと連想される。

ご近所からも潮干狩りのおすそ分けでいただくのは、まずアサリです。

 

 アサリには体にとって重要な成分が入っており、動脈硬化予防、眼精疲労緩和、肝機能強化、高血圧予防、貧血予防、食欲増進などの効能がある言われている。さらにカルシウム、マグネシウム、鉄分などビタミン、ミネラル類を多く含み、旨味の素である「コハク酸」を含み調味だしが不要な食材です。また、低脂肪高たんぱくの食材としての魅力もあります。

 

 貝類は鉄分を多く含む食材で貧血予防としても知られ、体にとって一日6〜6.5mg必要とされる鉄分がアサリには100gあたり約7mgと豊富に含まれています。さらにビタミンB2も多く含まれ、貧血のほか美肌効果や慢性疲労の予防にも効果がある。

 

 体内で合成できないビタミンB12は、赤血球の生成をサポートしてくれる必要不可欠な成分で、レバーや卵に多く含まれるコレステロールが少なく安心。

ビタミンB12が不足すると、悪性貧血(頭痛、めまい、吐き気、動悸、息切れ、食欲不振など)、神経痛、慢性疲労が起こりやすくなる。

このように、ヘモグロビンの生成に関わる鉄分や、造血作用のあるビタミンB12、体の中で鉄分が利用されるのを助ける銅などが豊富に含まれている。ちなみに、生より佃煮のほうが鉄分量が3倍以上にも増えるので活用する価値はある。

 

  タウリンは、アミノ酸の一種で、動脈硬化に有効とされ、血液中の余分なコレステロールを排出して血液の流れをサラサラにし、動脈硬化を予防する働きや高血圧予防に効果的。さらに、肝機能を高めたり心臓を強くする働き、糖尿病を防いだり疲れ目を改善する効果もあり、二日酔い防止や中性脂肪の改善に良いとされる。

 

  亜鉛は必須ミネラルといわれ、細胞分裂や新陳代謝の向上が主な働きで、肌や髪、爪の健康を保ち、味覚を正常に保つ効果も。亜鉛は食品からの吸収率が30%といわれ、ビタミンCと一緒に摂取することでその吸収率が上がるとされるため、ビタミンCを多く含む野菜と一緒に摂取することが望ましい。

 

 カリウムは、体の中にある余分な水分を排出する働きがあり、むくみ解消が期待される。さらに、余分な塩分も排出する作用もあるため、高血圧の方にはおすすめです。

 

 これらの栄養を効果的に摂取する調理法として、煮汁を一緒に摂れる調理法がお勧め。例えば、酒蒸し、炊き込みご飯、味噌汁など。ポイントとして、水から徐々に温めることで、旨味がよく出る。長く煮過ぎると固くなるので、口を開いたら火を消すのがよい。

 

 ビタミンCは鉄分の吸収を上げてくれるので、トマト煮込みなどおすすめ.。

また、牛乳や乳製品に含まれるたんぱく質は鉄分やカルシウムの吸収を助けてくれるので、クラムチャウダーなどもおすすめ。

 

 きのこ類に含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収をアップしてくれるので、アサリときのこのスープはいかがでしょう。

 

 アサリの砂抜きは、海水程度の塩水(約3%)なので、水500mlに塩大さじ1杯で、アサリが重ならないくらいのバットを用意。アサリの頭が少しでるくらいひたひたに塩水を注ぎます。暗いと塩を良く吐くので、上に新聞紙1枚を乗せておくこと。

なお、砂抜き後のまま調理すると塩辛いので、調理する1時間前にはザルに上げておくとちょうど良い塩加減になります。

 

  さてと、お隣からアサリをいただいたので早速今晩の料理に使いましょう。まずは、酒蒸しで酒の肴の一品かな。後は炊き込みご飯と味噌汁でいいか。その前にお腹の虫がなっているので、腹ごしらえにニンニクたっぷりのボンゴレビアンコを大皿特盛・・・。何か、問題でも?

  

 

お米の保存

      ■適した場所
     ・温度が低いこと ・湿度が少ないこと ・日光が当たらない(暗い)こと ・風通しが良いこと
      ■保存方法
     @お米の容器は清潔に保つ
       定期的に清掃して乾燥させてから使用しましょう
     A高温・多湿な場所に置かない
       台所の近く、流しの下などは避けましょう
     B密閉容器に頼りすぎない
       お米は呼吸しているので、蒸れることがありますので注意
     Cまとめ買いをしない
       おいしく食べられる期間内に消費できる量をこまめに買いましょう

おいしく食べられる期間

      ■常温で保存する場合   夏場は、精米日から1ヶ月程度
                   冬場は、精米日から1.5ヶ月程度
            ■冷蔵庫で保存する場合  精米日から2ケ月程度

      ※上記期間は、あくまでもおいしく食べられる期間であって、食べられないということではありません。

 

    注意すること

      ●湿度の高い状態で長期間放置すると虫が発生することがあります。
      ●水に濡れたり、湿度の高い場所ではカビが発生する場合があります。
      ●臭いの強いものの側に置くと、臭いが移る場合があります。
      ●夏場のクーラーにより、水分が蒸発しひび割れが生じる場合があります。

           どれも食味の低下となりますので、保存には充分注意してください。

    雑学リンク集

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