編者雑記

  

 蝉の声が少なくなり、夜には虫の声が聞こえ始めた。少しずつ秋の気配が近づいてきています。

 スーパーの野菜売り場の食材もどことなく秋バージョンなのか、カボチャや里芋などが今までよりも多く並んでいるように感じるのは私だけかな。

  さて、形はかわいいがどことなく田舎っぽい雰囲気の里芋ですが、栄養などは抜群でその上ダイエット効果もあり、見た目よりも中身で勝負の貴重な野菜です。

  里芋の歴史は古く、日本に稲が入ってくる前からの食材で当時は主食だったようです。原産地はマレー半島といわれ、人の手にかからず湿原にて繁殖していた品種が変化し、中国南部で栽培し作物化されたものが、南太平洋、インド、東南アジア、中国、日本に伝わってきたといわれています。

 日本に伝わったのは縄文時代後期と言われ、古くから山間部で農耕儀礼用などに用いられ、今も名残が縁起物として正月料理などに使われている。

  安永年間には、知恩院南門の傍にある料亭「いもぼう平野本店」が御所の御用を賜り、野菜の栽培をしていたが、仕え先の粟田青蓮院宮が長崎から持ち帰ったと言う里芋を育てたところ、大きいえびのような形の芋ができ、その後広まったとされる。

  里芋の名前の由来については、山地に自生していたヤマイモに対し、里で栽培されることからサトイモという名が付いたとされる。 ちなみに、ジャガイモやさつま芋が日本に入ってくるまでは、芋といえば里芋を指していたとか。

 里芋は東南アジアに自生するタロイモ類の一種で、日本が最も北方で栽培されている。一般的に日本では、畑で育てるが、奄美諸島以南では水田のように水を張った湛水で育てている。湛水で育てた場合、畑で育てるよりも収穫量が2.5倍になるとの調査がある。

 里芋は皮をむいたときの独自のヌメヌメ感がありますが、このヌメヌメは「ガラクタン」という成分と「粘液糖タンパク質の混合物」の食物繊維によるものです。

 ガラクタンとは炭水化物とタンパク質の複合体の事を指しますが、里芋に含まれるガラクタンには、優れた効能がある。

 ○コレステロールを下げる・・血中のコレステロールの付着を防ぐ効果があり、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化などの

  改善に役立つ 

   ○高血圧予防・・血圧を下げてくれる効果も期待。

 ○肥満予防・・ガラクタンは大量に摂取しても脂肪にならない。通常、人体で分解されなかった糖分は脂肪に蓄積さ

  れますが、人の消化酵素の中にはガラクタンを分解できるものがないので、脂肪として蓄積されずそのまま体外に

  排出される。 

 ○粘膜保護・・タンパク質の消化・吸収を高める、胃腸の働きを活性させる、潰瘍の予防に役立つ。

 ○便秘予防・・粘液糖タンパク質の混合物による食物繊維で便秘などの改善が期待。便秘が改善されることにより美

  肌効果やダイエット効果も期待。

 

 他には「リグナン」と呼ばれる物質があり、体内を酸化させない働きがあり、女性ホルモンを活性化させアンチエイジングにつながるため、老化予防の効果。

 また、カリウムも含まれているため、体内の余分な塩分を排出してくれる。カリウムが不足すると、高血圧やむくみの原因になる。逆にカリウムの取りすぎは、筋力低下や不整脈・頻脈の原因にもなるので注意。

 日本人だから里芋料理を食べるとなんかほっとするよね。田舎のおばあちゃん家に来て食べているみたいで。最近は刺激の強いメニューばかりが目立って、胃にやさしい料理を食べたくなっちゃう。年を取ったからかな。

んっ!年を取ったから里芋を食べたくなるのなら、毎日食べていれば年を取らないかも。そう、アンチエイジングの食材だから、さらに多少多めに食べても肥満防止効果があるので、朝から里芋尽くしと行くか! 

 ちょっと食べ過ぎて筋力低下したかな・・・いや、元々肥満の上グータラしているから階段上がるのさえ疲れるんだわってか。里芋だけにゴロゴロして・・・。  

  

 

お米の保存

      ■適した場所
     ・温度が低いこと ・湿度が少ないこと ・日光が当たらない(暗い)こと ・風通しが良いこと
      ■保存方法
     @お米の容器は清潔に保つ
       定期的に清掃して乾燥させてから使用しましょう
     A高温・多湿な場所に置かない
       台所の近く、流しの下などは避けましょう
     B密閉容器に頼りすぎない
       お米は呼吸しているので、蒸れることがありますので注意
     Cまとめ買いをしない
       おいしく食べられる期間内に消費できる量をこまめに買いましょう

おいしく食べられる期間

      ■常温で保存する場合   夏場は、精米日から1ヶ月程度
                   冬場は、精米日から1.5ヶ月程度
            ■冷蔵庫で保存する場合  精米日から2ケ月程度

      ※上記期間は、あくまでもおいしく食べられる期間であって、食べられないということではありません。

 

    注意すること

      ●湿度の高い状態で長期間放置すると虫が発生することがあります。
      ●水に濡れたり、湿度の高い場所ではカビが発生する場合があります。
      ●臭いの強いものの側に置くと、臭いが移る場合があります。
      ●夏場のクーラーにより、水分が蒸発しひび割れが生じる場合があります。

           どれも食味の低下となりますので、保存には充分注意してください。

    雑学リンク集

    お米について知りたいこと

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